茶懐石の7種類の具材の入った華やかなお雑煮 作り方・ポイント 懐石料理・茶懐石・茶道・裏千家【ライフスタイル・料理】
あけましておめでとうございます。
エマです。
今年もよろしくお願いします。
どんなお正月を過ごされましたか?
わたしエマは自宅でゆっくり過ごしました。
お雑煮について色んな人のお話しを聞いていると、出身の地域ごとにとても違いがありますよね。
我が家は茶道の茶懐石の影響から、華やかなお雑煮をつくります。
そこで今回は、少し手の込んだ我が家のお雑煮をご紹介します。
CONTENTS
茶懐石の華やかなお雑煮
わたしエマの家では昔から茶懐石の華やかなお雑煮を頂きます。
7種類の具材
白だしのおつゆ
小さく切ったお餅
が特徴です。
今年は有田焼の焼き物で頂きました♪
手が込んでいるように見えますが、実はとても簡単に茶懐石を味わうことができるのでご紹介します♪
7種類の具材
具材は、
・大根
・人参
・椎茸
・卵
・昆布
・蒲鉾
・鶏
・鮭
・ゆず
・三つ葉
・お餅
の7種類と鮭、ゆず、三つ葉(薬味)、お餅です。
つくり方
具材が多いですが、特に難しいことはありません。
それぞれを調理して、1つのお椀に盛り付けておだしをかけて頂きます。
・大根
大根は亀甲型に切って、茹でる
・人参
人参は輪切りで茹でる
人参は朝陽を表現しています♪
※大根・人参は、時短のために電子レンジを使ってもOK
・椎茸
肉厚の干し椎茸を1日かけてもどし、お好みの出汁、砂糖、醤油などで甘く炊く
・卵
茹で卵をつくり、半分に切る
・昆布
松の枝をイメージして、細く切り、中央に切り込みを入れる
・蒲鉾
蒲鉾はスライスします
・鶏
塩ゆでする
・鮭
塩鮭をお好みの出汁、砂糖で炊く
※塩鮭の塩味を活かします。少々甘く感じる程度(大さじ2/1~)の砂糖のみで味付けします。
※鮭は、お雑煮の中には入れず、お雑煮を頂いた後に食べます
・ゆず
ゆずの皮をスライスします
・三つ葉
茎の部分をさっと湯通しして、結びます
・お餅
お餅は、切り餅サイズのお餅を半分に切ってから焼きます
盛り付け
盛り付けには順番があります。
順番通りに盛り付けていくと、7種類の具材がきれいにお椀に納まります。
1 鶏肉とお餅
鶏肉とお餅を一番下に盛り付けます
2 椎茸
1の上に椎茸を盛り付けます
3 大根と人参
3の上に大根、人参を重ねて盛り付けます
4 蒲鉾、卵
蒲鉾、その上に卵1/2個を盛り付けます
5 三つ葉、ゆず、昆布
卵の上に、三つ葉、ゆず、昆布をもりつけます
6 おだし
おだしを端からそっと注ぎます
7 お雑煮を頂いたら、最後に鮭を頂きます
とても華やかで、楽しいお雑煮ですが、つくり方はとてもシンプルなので、よかったら作ってみてください。
なかなか一般家庭ではなじみのない茶懐石の作法を取り入れたわたしエマの家のお雑煮です。
わたしエマは料理にお酒を使いませんが、お好みで
・みりん
・料理酒
などで風味豊かに仕上げるのもいいでしょう。
祖母から教わった時は、みりん、料理酒を使っていましたが、わたしエマは食事でアルコール分を摂らないようにしているので省略しています。
特に、塩鮭はお酒の香りがしっかりすると、よりおいしく頂けます。
2020年、戦争の暗い話題が入ってきてスタートしました。
どうか、世界が平和で皆が幸せに暮らせる日が一日も早く来ますように。
今年もよろしくお願いいたします。