Emma's Life

ダイエット、料理レシピ、ハーブ、オーガニックコスメ、iHerb

ドットの草間彌生のドキュメンタリー映画「草間彌生∞INFINITY」 現代アート・来歴・作品の解説について①【心のこと・アート】

 

f:id:ema-s-life:20191209234642j:plain

 

先日、世界でもトップレベルの現代アーティスト草間彌生さんドキュメンタリー映画

 

草間彌生INFINITY

 

を観てきました。

 

ドットやCM出演で有名なあの草間彌生さんです。

 

一見するととてもポップで簡単に見える現代アートですが、

 

美術展で人気の

・ガーデンのモネ

・2019-2020現在巡回中のカラバッジョ

 

などの古い画家を理解するのと同等、またはそれ以上にハイレベルの教養になりますので、今日は少しご紹介します。

 

CONTENTS

 

 

ドットの草間彌生さん

 

草間彌生さんは

 

1929年3月22日 長野県松本市

 

で生まれた世界で活躍する現代アートの芸術家です。

 

 

草間彌生さんは、日本では特に

 

21世紀になって広く一般に支持

 

されるようになりました。

 

海外での活躍がとても素晴らしく

 

1950年代から海外で高く評価

 

され、広く世界で活躍してきた世界的なアーティストなのです。

 

 

幅広い作品が魅力☆草間彌生

f:id:ema-s-life:20191209234704j:plain

 

作品はとても幅広いジャンルを発表していて、

 

・絵画

・彫刻

インスタレーション

・パフォーマンスアート

・詩

・文学

 

と、実に多彩な芸術家です。

 

 

絵画

f:id:ema-s-life:20191209234747j:plain

 

絵画では、

 

ドットが特に有名

 

ですが、その他、

 

網目なども特徴的なモチーフ

 

として、どこかで見たことがある人も多いはずです。

 

一枚の絵というよりも

 

模様のような描き方

 

をすることが草間彌生さんの特徴です。

 

 

その始まりと終わりのない独特の表現は

 

無限大∞を意味

 

しています。

 

 

彫刻

f:id:ema-s-life:20191209234734j:plain

 

 

世界で一番最初に

 

「ソフトスカルプチャー(柔らかい彫刻)」

 

を発表しています。

 

布でつくられた彫刻

 

で、主にペニスをモチーフにした

 

男性社会に対するメッセージ

 

を発信しています。

 

 

日本で特に有名なのは、

 

初めての野外彫刻「南瓜」(香川県直島)

 

ドットの巨大な南瓜彫刻です。

 

 

インスタレーション

f:id:ema-s-life:20191209234721j:plain

 

インスタレーションは、空間を利用したアートで、体感型となっています。

 

鏡を多用して、互いに映し続ける様で無限大∞を表現しています。

 

 

パフォーマンスアート

 

パフォーマンスでは、

 

ベトナム戦争の時に「ハプニング」

 

と言われた裸でするアート表現が有名です。

 

絵を描いた裸体でアート表現

 

をしています。過激なため、警察からも注意を受けるほどの内容でした。

 

 

詩・文学

 

草間さんは文才にも恵まれていて、詩や文学作品も多く発表しています。

 

「クリストファー男娼窟」では第10回 野生時代新人文学賞を受賞しています。

 

 

 

 

NYで若くして認められる☆草間彌生バイオグラフィー

f:id:ema-s-life:20200606035349j:plain

 

 

草間彌生さんは、

 

20代後半で単身渡米して

 

NYに暮らします。渡米後は、

 

すぐに個展が開催される

 ↓

NYから世界で知られるアーティスト

 

と急成長していきます。

 

 

草間さんは海外で作品を発表するときは、

 

日本の民族衣装である着物

 

を着ていました。

 

とても愛らしい容姿

 

をしているので、特に着物姿は注目を集めます。

 

 

多くの芸術家にインスピレーションを与える存在

f:id:ema-s-life:20200606034319j:plain

 

 

草間彌生さんは、その愛らしい容姿から

 

 多くの男性芸術家からアプローチ

 

され、

 

様々な作品にインスピレーションを与える

 

特別な存在感を持つアーティストとなっていきます。

 

 

 

 

女性差別・人種差別と苦悩の時代

f:id:ema-s-life:20200606034324j:plain

 

NYで若くして認められるものの、

 

女性芸術家の活躍が制限させていた時代の

 

女性差別

 

白人社会のアメリカでアジア人女性が活躍することの

 

人種差別

 

の二重の差別に苦しんでいました。

 

f:id:ema-s-life:20200606034330j:plain

 

草間彌生さんの独創的な作品のアイディアは、

 

草間彌生さんの作品として認められることなく、類似の作品が

 

白人の有名男性芸術家の作品

 

となって世界で認められていく理不尽なことが続きます。

 

 

そういう状況が続く中で、草間彌生さんは

 

精神的にとても追いつめられて

 

いきます。

 

その後、

 

男性芸術家並みの全裸のハプニングのパフォーマンスアート

 

などでも同様のことが起こり、苦しい時代が続きます。

 

f:id:ema-s-life:20200606034346j:plain

 

帰国後は心身を悪くし、10年以上も苦悩の時間を過ごします。

 

それでも表現に対する情熱は衰えることなく

 

文学作品なども積極的に発表

 

し、本物の芸術表現は当然に人々の心を動かすのです。

 

世界が草間作品を認めて

 

行き、世界各国で認められ、現在の地位を確立します。

 

 

f:id:ema-s-life:20191209234747j:image

 

 

ドットの草間彌生のドキュメンタリー映画「草間彌生∞INFINITY」 現代アート・来歴・作品の解説について②に続く